ワックスと違ってフロアコーティングは施工に特殊な器具が必要だったり、コーティング剤の扱いが難しいこともあって、専門の業者に施工を任せるのが一般的です。その際の依頼の流れは、まず最初に業者に相談して気に入ったフロアコーティング商品がないか調べる事から始まります。各業者ともに様々な商品を揃えており、耐久性を重視した商品を選んだり、あるいはコストパフォーマンスにこだわった商品を選ぶこともできます。また子供やペットが居る家庭ならば、安全性の高いウレタンコーティングといった商品を選ぶのも良いでしょう。

希望する商品が見つかったのなら、実際に業者と相談をして見積りを取ってもらうことになります。見積りで判明する料金は、基本的に1平米あたりの単価に実際に施工する床面積を掛けあわせたものです。そのため施工面積が広いほど、当然料金は高くなります。また一定面積以上だと割引が効くこともあるので、よく確認しておくと良いでしょう。

見積りは無料で行えるので、業者に提示された内容が気に入らない場合は他の業者に見積りを取ってもらいます。場合によっては相見積りをしてもらうのも有効です。見積り内容に納得がいったのなら、申込を行ってこの時に施行日も決めるのが施工前までの流れです。その後は約束の日にスタッフが訪れてフロアコーティングの施工を始めます。

施工中は特に住宅内に待機する必要はありませんが、施工完了後には仕上がりのチェックや料金の精算のために立ち会う必要があるので注意しておきます。施工後の立ち会いで問題が無ければ、料金を精算してフロアコーティングの施工は完了となります。