外壁塗装には１つの色だけで外壁の塗り替えを行う方法と、２色以上の塗料を利用して塗り替えを行う方法が在ります。塗料の色を２色以上使う事で建物のニュアンスは変わるので、築年数が経過している建物などに２色以上の塗料を利用する事で従来とは違った雰囲気を持つ建物にする事が出来ます。しかし、従来１色で仕上げられていた建物に２色以上の塗料を使って外壁塗装を行う場合、どこで色変えを行えば良いのでしょうか。最近の住宅の外壁の多くはサイディングボードが利用されているケースが多く在りますが、１階と２階とで異なる色や柄のサイディングボードが利用されており、２階のベランダ付近で異なるサイディングボードの使い分けが行われています。

また、１階と２階の境界部分には板材がはめ込まれており、その板材の下側（１階部分）と上側（２階部分）をそれぞれ異なるサイディングボードが利用され、アクセントをつけているのです。これと同じような形で外壁塗装を行えば、上の階と下の階、そして境界部分の３か所をそれぞれ異なる色で外壁塗装が出来る事になります。尚、幾つかの色を使って塗装を行う場合は、塗装業者の営業担当者などに相談する事でアクセントの付け方や色の選び方などのアドバイスをして貰うことが出来ますし、営業担当者は数多くの住宅の外壁塗装におけるノウハウが在るので、希望の色を選んでくれたり、色の濃淡などについてのアドバイスをして貰う事も出来ます。