現在では日本の住宅でも洋室が増えましたので、フローリングを取り入れているご家庭が多くなっています。畳と異なり、フローリングは材質によって傷や凹み、汚れが目立ってしまうものです。特に小さなお子さんがいるご家庭では、落書きをされてしまったり、おもちゃなどでも角がある物を落とした際に凹みや傷になってしまったというケースは珍しくありません。また、家具を置いておいた箇所に凹みが出来て模様替えをした際に目立つようになったと悩む方も多いでしょう。

フローリングは小さな傷であれば自分でも修理をすることが出来ます。最近ではDIYが流行していることもあり、小さな修理は自分でやってしまうという方も増え、ホームセンターなどに行けばフローリング用の修理グッズが多く販売されています。床材の素材や色、また傷の程度に合わせて商品を選ぶことが出来ます。大きな傷が、深い凹みはホームセンターの補修グッズでは修復出来ない場合があります。

また、やはり素人の仕上がりでは不満だという方はプロの修理業者にお願いをすることになります。どのくらいの範囲を修復したいのか、また工期はどのくらいかなどによって費用は変わってきます。フローリングの補修を大規模に行うとなると家具を動かしたり、木材の搬入などで大掛かりな施工になりますので、どの程度の修理を望んでいるのか、事前によく発注をお願いする事業者と打ち合わせをするようにしましょう。また、複数の会社から見積もりをとり適正な価格かどうかも確認するようにしましょう。