外壁塗装をする場合の手順

外壁塗装をする場合には、60万円から100万円ぐらいはかかります。もし、外壁塗装について全く知識がない人であれば、その額を聞いて驚くでしょう。「なぜ、建物の色をきれいにするだけなのにそんなにかかるのよ」と。ですが、それはぼったくりでもなんでもなくそれだけの手間暇がかかっているからそれだけのお金がかかるのです。

もし、職人が汚れた塗装の上から一回塗装をするのであれば10万円から20万円ぐらいが妥当かもしれませんね。では、どのような手順で外壁塗装をするのかを知っておきましょう。まず、足場を設置します。2階建て以上の家であれば、足場がないと塗装が不可能だからです。

次に古い外壁はとても汚れています。塗装をする場合はたいてい前の塗装の時から10年から20年は経過しているわけですので、かなり汚れているのが普通です。そこで、高圧洗浄機で壁についたカビや汚れ、コケなどを丁寧に落としていきます。そうすると、ひび割れしている個所や穴がはっきりとわかりますのでその補修をしていきます。

次に下塗りを行います、下塗りはそのあとに塗る中塗りと上塗りの塗装が落ちないように丁寧に塗っていきます。また、塗装の耐久性に大きく影響するのが下塗りです。下塗りが終わった後は中塗りをやや濃いめに行います。ひび割れしやすい壁はより濃い目に塗ることで塗装後のひび割れを防ぐことが可能になります。

最後に上塗りを行って完成です。上塗りと中塗りは同じ塗料を使いますが、直射日光が当たらないところは上塗りをしないことがあります。これらの期間は10日から14日程度になります。このように外壁塗装をするには手間と時間がかかるのです。

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